リグーリアの旅②〜アルベンガでお料理の巻
2017年 09月 22日
リグーリア州のアルベンガにあるワイナリーBioVioを訪ねました。
駅からお迎えのFIAT500に揺られ10分、Biovioファミリーのワイナリーに着きました。
小さな町の中にあります。
着いたらいきなり3台のカメラに出迎えられ「何なに???」という感じだったのですが、この日はドイツのビデオ会社がBioVioのマンマ(キアラ)の自然派のお料理の取材に来ていて、日本人にそれを紹介してる感じを撮るということになったらしいのです。
あくまでもキアラが主役ですが、私もVIDEOに出演するらしいです。
そんなわけで着いた早々に3台のカメラとともに畑に収穫に繰り出しました。
全部がオーガニック栽培です。
私は見守るだけで、キアラがガンガン収穫していきます。
ハーブとお野菜、たくさん収穫できました。
汚い葉っぱは鶏の餌になります。
卵も自給自足です。
お嬢さんたちの年齢を考えたら、キアラは私とそれほど年の差はないのだけど逞しいですね。
さすがイタリア人!
収穫後はお外のテーブルでワインを飲みながら野菜の下ごしらえ。
ちょうど葡萄の収穫期です。
外のテーブルの側でワインが造られていました。
BioVioはお家とワイナリーと宿泊施設が同じところにあるのです。
とてもアットホームなワイナリーです。
下ごしらえの途中、テーブルの隣では他の泊まり客がパパの説明を聞きながらのワイン試飲が始まりました。
「あれ〜?私も一応ワイナリーに見学のつもりで来たんだよ〜」
横目で見ながら、今日は今夜のディナーの野菜を切る私。
VIDEO撮影に良いように使われてる感じもあるけれど、一緒に料理を作って学べることはとても嬉しいことです。
下ごしらえが終わったらキッチンでの作業。
この地域で食べられている料理を作ります。
メインイベントはラビオリ作り。
3種類の粉で適当な配分で作ってます。
リグーリアの料理作りに新たな発見がいっぱいです。
お隣のおじさんもやって来て、冗談を言いながらつまみ食いしていきました。
このワイナリーは人の出入りがとても激しくて、なんだかとても楽しい♪
私たち日本人が忘れてしまった家族の姿かもしれません。
そして必死でラビオリを作る私たち。
この姿はVIDEOで絵になるんじゃないかな〜
ディナーはBioVioご夫妻と宿泊のお客様、そしてVIDEOクルーも一緒にみんなでテーブルを囲みました。
3人の娘さん(20代)はお年頃なので、お友達と外で外食でしたね。(ちょっと残念)
私とキアラ作ったのは
アンティパスト
・ラビオリのオーブン焼き
・トルタヴェルデ
・魚のサラダ
・トロンバ(カボチャ種)のオーブン焼き
パスタ
・シンプルなラビオリヴェルデ
・ウサギ肉のソースのラビオリヴェルデ
メイン
・ウサギ肉のハーブ煮込み
コントルノ
・畑で採れたリーフ
たくさん作りました〜
とても美味しいお食事でした。
11月のレッスンではリグーリア祭りを検討中。
リグーリアで出会ったお料理をご紹介したいと思っています。
気になる方は時々ブログをチェックしてくださいね。