「ローズマリー風味のファリナータ」~リグーリア旅行記と共に

11月のイタリア家庭料理クラスがスタートしました。

11月のテーマは「リグーリア料理」
9月のイタリア滞在ではリグーリア州に4泊しました。
その間に学んだリグーリア料理の中から3品のレシピをご紹介します。
イタリアの味をそのままに日本のご家庭に合わせて作りやすくアレンジしました。

今日は先ずはアンティパストについて書きますね。

ローズマリー風味のファリナータ

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ひよこ豆の粉からできているリグーリア州のストリートフードです。
地中海を囲むように位置する三日月型のリグーリア。
ファリナータもそれぞれの町で特徴があるようです。

9月にリグーリアの滞在した際、西リグーリアのアルベンガに2泊、東リグーリアのジェノヴァに2泊しました。
アルベンガでは2種の伝統的なファリナータを食べ、ジェノヴァより少し東に位置するレッコの町でファリナータの作り方を学びました。

東側のレッコ方がよりシンプルでしたね。
シンプルな生地に胡椒(こしょう)のみ。

西側のアルベンガではローズマリー味と玉ねぎ味が伝統的とのこと。
ローズマリーは風味豊かで、玉ねぎの方は甘くて味わい深い。

今回のレッスンでは東リグーリアのレッコで学んだ生地をベースに、西リグーリアのアルベンガの伝統スタイルをミックス。
ローズマリー風味のファリナータをご紹介しています。

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本来は銅版で作るのですが、家庭でも簡単に作れるようにケーキ型で焼きます。
250℃のオーブンで15分。
表面はサクッと中はしっとりのファリナータが出来上がります。

こちらの写真がファリナータ専用の銅版です。(かなり使い込んでおります)
ファリナータは丸い食べ物なんですよね。
ただイタリアの家庭でも四角い型で焼いている人は多いようです。

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350℃ほどの高温であっという間に焼き上げていきます。
シンプルな胡椒味のファリナータは東リグーリアのレッコの町のリストランテVitturinでおしえていただきました。
詳しいレポートはまたの機会に。
ちなみにこの若い料理人がファリナータ担当だそうです。
右のお方がオーナーシェフです。

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そして写真(下)は西リグーリアはアルベンガの町のファリナータ専門店で食べたもの。
見た目もちょっと違います。
よりカリッとしていました~

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またリグーリアに行ったらファリナータを求めて、いろいろ食べ歩いてみたいですね。
きっとまたいろいろな発見があると思います。

11月のレッスンはファリナータの他にも「胡桃のパスタ」「カッポンマーグロ」をご紹介しております。
これらの記事はまた後日。


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星野佳代は占星術アロマセラピストとして、
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by kayoprimo | 2017-11-12 18:09 | イタリア料理

イタリア向けサービス【Benvenuti a casa mia!】主宰☆お抹茶愛好家☆イタリア料理研究家☆20年続けた料理教室にピリオドを打ち、大好きなイタリアに向け日本文化を紹介しています。2022年4月~おもてなしサロン【Salon de K】をスタートしました。


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