ピエモンテで出会ったアンティパスト2種

12月のイタリア家庭料理クラス

10月は5日間ピエモンテで過ごしました。
その際に訪問したリストランテではさまざまなピエモンテ料理と出会うことができました。
今月のレッスンメニューはその中から印象に残ったものをKayo流に再現してみました。

テーマは「おしゃれピエモンテ料理」

トリノ王国の元に花開いたピエモンテ料理、私の馴染みのあるトスカーナ料理や南イタリアの料理に比べると繊細で洗練されているように感じます。
レッスンではピエモンテのリストランテの盛り付けを真似て、アンティパストを2種類ご紹介しています。


ピエモンテ風パプリカ

e0078071_00085286.jpg


パプリカのアンティパストもピエモンテらしい一品です。
オーブンで焼いたパプリカ(皮と種を取り除きます)に、アンチョビとツナをコラボさせたお料理。
このアンティパストにはピエモンテの王宮文化が2つ隠されているように感じます。

①海のないピエモンテなのに、なぜアンチョビとツナ?
ピエモンテ料理にはアンチョビ、ツナの加工品がよく使われています。
王様の海への憧れか、はたまた王様の贅沢品か、さまざまな加工品をお取り寄せしたいたようです。
ジェノヴァに船で運ばれた品物は、ジェノヴァから陸路でトリノに入ってきました。
ジェノヴァとトリノを結ぶ道は今でも「Via del Sale=塩の道」と呼ばれているそうです。

②手間のわりに食べるのはあっという間です。
私が思うに、ピエモンテ料理はちょっとひと手間のお料理が多いと感じます。
このお料理もそうですよね?
パプリカ焼いて皮むいてツナの中身を作ってパプリカで巻いて、美味しいけれどチマチマしたお料理。
これも王宮文化が影響している思われます。
王様のために料理人が手間をかけて素敵なお料理を考えたのでしょうね~きっと。


インサラータ・ルッソ

e0078071_00102400.jpg


マヨネーズで和えたポテトサラダをイタリアでは「インサラータ・ルッソ」と呼びます。
直訳するとロシア風サラダです。
イタリアでは各地で見かけるインサラータ・ルッソですが、こちらもピエモンテが発祥という説があります。
19世紀末ピエモンテのサヴォイア家の料理人がロシアの要人をもてなすために考えられたらしいです。

インサラータ・ルッソについて諸説ありの面白いブログの記述を見つけましたので、ご興味あれば読んでみてください。⇒こちら

セルクルで抜いてオシャレ~に盛り付けると、「たかがポテトサラダがされどポテトサラダ」に大変身を遂げます。
10月のピエモンテ滞在の際、リストランテのスターターとしてサービスされた一品を、少し真似してKayoテイストを盛り込みました。

昨年よりピエモンテとのご縁も少しずつ増えてきて、お料理を現地で実際に見て食べる機会に恵まれています。
見れば見るほどピエモンテは田舎料理ではないのです。
根底にははやり王様の文化が根付いているのでしょうね~たぶん。

以下の写真はピエモンテのリストランテのお皿です。
これらからヒントをいただきました。

e0078071_00155570.jpg

e0078071_00161806.jpg


今日はこの辺で。
ドルチェについては、また後日書きますね。
本日もありがとうございました。

メイン「魚介のラザニア」のブログ⇒こちら



・・・☆・・・☆・・・・☆・・・
お料理教室のサイト
イタリア料理教室Primo Piatto
星野佳代のオフィシャルサイト
イタリア料理研究家/占星術アロマセラピスト 星野佳代
イタリア人向け日本料理教室
Lezione di cucina giapponese Benvenuti a casa mia!

【ご予約承ります】
星野佳代は占星術アロマセラピストとして、
星と香りのヒーリング 『占星術アロマテラピーセッション』を行っています。



by kayoprimo | 2018-12-16 16:37 | イタリア料理教室

イタリア料理研究家 占星術アロマセラピストの星野佳代がイタリア、料理、星のことなどを綴ります。趣味は旅行、お抹茶、おしゃれ


by kayoprimo
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31