京都旅⑤~茶の湯を楽しむ

2月22日~2月26日(4泊5日)
途中イタリアからのお客様をご案内しながら、一人旅、二人旅を楽しみました。

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フランチェスカとの2泊3日の京都旅を無事終え、最終日は再び一人旅。
フランチェスカとの時間はとても忙しく、朝早くから行動しておりました。
一人に戻った私は本来のスローペースになります。

大阪のホテルはギリギリにチェックアウト。
京都入りしたのは正午を過ぎていました。

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向かったのは『樂美術館』
何度も京都に足を運んでいるのに、なかなか行けなかった場所です。
4年越しの願いが叶いました。

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「わび」とは
自然で慎ましやかであること。
豪華に飾り立てた美とは対極的な簡素さ。

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「樂」は侘茶(わびちゃ)を代表するお茶碗。
侘茶の世界を作り上げた千利休がプロデュースしたのが樂茶碗の始まりです。
簡素な中にある美を感じながら美術館を巡ります。
タブレット端末を片手に持ち、気に入ったお茶碗は写真におさめながら、
館内をゆっくりと楽しみました。

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一代目長次郎の作品もありました。
銘は「萬代」
「万代」(萬代)とは、永遠という意味だそうです。
魂が宿ってるかのような力強さと優しさを感じます。

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まだまだ茶の湯の入り口におります。
学んでも学んでも、なかなか知識が増えないデキの悪い子ですが、
良いものを何度も見ることが私には大切だと思っています。
またいつか訪れましょう。

お腹が空いてきました。
親友から昨年4月にオープンした鶴屋吉信のtubara cafeに行くことをすすめられていたのだけど、生憎この日は定休日。
親友の妹さんのお友達が7代目女将なんですって!

歩いてすぐのところには『虎屋茶寮』があることを思いつきました。
なんと、2日続けて虎屋さんへ。
とても寒い日でした。
お汁粉をオーダーして、しばし身体を温めます。

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今回の京都旅では和菓子屋さん巡りも目的の一つでした。

亀谷則克
昔ながらの小さな店構えのお店。
心が躍ります!
季節のお干菓子を買いました。

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写真を撮りそびれしたが、今回の旅では『亀屋良長』『亀屋清永』にも立ち寄りました。
京都にはたくさんの「亀屋〇〇」があって、こんがらがってしまいますね。

そして京都駅の伊勢丹さんで最後のお買い物。
漬物や湯葉、帰りの新幹線で食べるお弁当。
和菓子もいろいろ売ってます。

嵐山さ久ら餅に目が留まりました。
写真は翌日に自宅で撮ったものです。
白い道明寺。
2枚の桜の葉で包まれています。

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恒例の『宝泉堂』さんで最後の一服。
京都の〆はやはりお抹茶です。

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フランチェスカとの2泊3日。
そして前後1日づつ(計2日)は茶の湯の楽しむ一人旅。
やっぱり京都は楽しい♪


by kayoprimo | 2020-03-29 16:34 |

イタリア向けサービス【Benvenuti a casa mia!】主宰☆お抹茶愛好家☆イタリア料理研究家☆20年続けた料理教室にピリオドを打ち、大好きなイタリアに向け日本文化を紹介しています。2022年4月~おもてなしサロン【Salon de K】をスタートしました。


by kayoprimo
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